読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【System Center】SCOM新機能Global Service Monitorを試す -構築編-

System Center

今回はSystem Center Operations Manager 2012 SP1の新機能である、GSM(Global Service Monitor)の設定をします。

 

f:id:yomon8:20130519004149g:plain

 

 

Global Service Monitorとは、名前の通りグローバルに展開しているシステムに対して有効な監視機能を提供します。

簡単に言えば、Microsoftが世界中に展開しているデータセンタにあるMicrosoftの監視システムを、自社のシステム監視に使える機能です。

 

通常、自社のシステムを監視したいとなったら、自社で監視システムを構築して、その監視システムから監視対象システムを監視します。

 

ただ、この場合、監視は十分とは言えません。例えば東京にあるシステムを東京の監視システムから監視していたとします。

ここで、東京と大阪間のネットワークに問題が発生したとして、それを東京の監視システムは検知できない可能性があります。東京・大阪を例に出しましたが、グローバルにサービスを展開している企業の場合はなおさらです。

 

世界中のMicrosoftのシステムから監視を行うことで、日本からの監視だけではなく、より実際のエンドユーザに近い場所から(つまり世界中のから)の監視ができるようになります。

 

前置きが長くなりましたが、実際にまずは設定して動かしてみます。

最初に90日評価版用のIDを取得する必要があります。

このIDは通常のxxxxxxx@hotmail.comのようなWindows Live IDとは別にorganizational accountというIDを取得します。

以下のURLにアクセスします。

https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/system-center/global-service-monitor.aspx

 

 画面下の方のサインインをクリックします。

f:id:yomon8:20130519001808p:plain

 

 

organizational account持っていないので、「SET UP ACCOUNT」選択します。

 

f:id:yomon8:20130519001815p:plain

 

 

もろもろ情報を入れるとアカウントが発行されます。 

f:id:yomon8:20130519001822p:plain

 

 

 暫くすると、以下のようなメールが届きます。

下にはorganizational accountのIDも記載されているので、覚えておいてください。

真ん中のリンクからGSMの管理パックをダウンロードします。

f:id:yomon8:20130519001848p:plain

ダウンロードします。

f:id:yomon8:20130519001852p:plain

 

MSI形式になっているので、まずはインストール作業します。

f:id:yomon8:20130519001909p:plain

 

途中でフォルダを聞かれるのですが、ここのフォルダに管理パックが保存されるので、覚えておいて下さい。

f:id:yomon8:20130519001917p:plain

 

SCOMから「管理」>「管理パック」>「管理パックのインポート」と進みます。

f:id:yomon8:20130519001923p:plain

 

ディスクから追加するを選びます。

f:id:yomon8:20130519001929p:plain

 

いいえを選びます。

f:id:yomon8:20130519001934p:plain

 

ここで先ほど配置した管理パックを選択してインポートします。

f:id:yomon8:20130519001937p:plain

 

インポート中に以下のエラーが出る場合があります。

f:id:yomon8:20130519001940p:plain

これは依存関係のある管理パック「Microsoft.SystemCenter.AlertAttachment」が無いため起こります。この管理パックはSystem Center 2012 SP1のロールアップに含まれますので以下をインストールしてください。

Operations Manager Server (KB2784734)

http://support.microsoft.com/kb/2785682/ja

 

通常Cドライブインストールの場合は以下のフォルダにあります。

 C:\Program Files\System Center 2012\Operations Manager\Server\Management Packs for Update Rollups\Microsoft.SystemCenter.AlertAttachment.mpb

 

 

 

この管理パックを先にインポートしてください。

f:id:yomon8:20130519001944p:plain

 

これでGSMの管理パックも無事インポートできるようになりました。

f:id:yomon8:20130519001948p:plain

 

GSMの設定は「管理」>「Global Service Monitor」から行います。

まずは「Install Windows Identity Foundation」をクリックしてください。

f:id:yomon8:20130519001954p:plain

 

ダウンロード画面にジャンプするのでそのままダウンロードします。

f:id:yomon8:20130519002006p:plain

 そのままインストール。 

f:id:yomon8:20130519002010p:plain

 

インストールが完了するとGlobal Service Monitorの管理画面が変わります。

今度は「Start Subscription」を選択してください。

f:id:yomon8:20130519002013p:plain

 

先ほど取得したIDとパスワードを入れます。

f:id:yomon8:20130519002019p:plain

 

そのまま次へ。

f:id:yomon8:20130519002023p:plain

 

リソースプールを聞かれるのですが、後から変更できないようなので、新規でリソースプール作るため、「New」ボタンをクリックします。

f:id:yomon8:20130519002047p:plain

 

適当な名前でリソースプール作ります。

f:id:yomon8:20130519002030p:plain

 

今回はスタンドアロン構成なので、SCOMサーバー自身を追加します。

f:id:yomon8:20130519002033p:plain

 

内容確認して次へ。

f:id:yomon8:20130519005800p:plain

 

これでリソースプールができました。

f:id:yomon8:20130519002043p:plain

 

作成したリソースプールを指定して次へ。

f:id:yomon8:20130519002047p:plain

 

内容確認して次へ。

f:id:yomon8:20130519002051p:plain

 

これでGSMを使う準備完了です。

f:id:yomon8:20130519002055p:plain

 

次はGlobal Service Monitorの設定に入ります。

Configure Web Application Availability Testsを選択します。

f:id:yomon8:20130519002059p:plain

 

 Webアプリケーションの可用性の監視を選択します。

f:id:yomon8:20130519002103p:plain

 

専用の管理パックを作り、それを割り当てます。

名前もわかりやすいもの入れて下さい。

f:id:yomon8:20130519002109p:plain

 

監視対象を設定します。

画面では、このブログを監視対象として設定してみました。

f:id:yomon8:20130519010026p:plain

 

 

監視システムを追加していきます。

f:id:yomon8:20130519002123p:plain

 

世界中のMicrosoftの拠点が選択可能です。

f:id:yomon8:20130519002130p:plain

 

SCOM自身も監視システムとして「内部の場所」に追加してみます。

f:id:yomon8:20130519010253p:plain

 

設定内容を確認します。

f:id:yomon8:20130519002144p:plain

 

構成の変更から監視タイミングや項目を設定できます。

f:id:yomon8:20130519002156p:plain

 

これで作成ボタンを押して設定完了です。

f:id:yomon8:20130519002150p:plain

 

ここまでで設定作業は終わりです。次の利用編は実際の監視画面等を見て行きたいです。

 
【System Center】SCOM新機能Global Service Monitorを試す -利用編-