こちらの記事でVHDをAzureにアップロードするところまでを書いていますが、この手順だけだとアップロードしたVHDファイルを仮想マシン作成時に利用できません。(ギャラリーからマイイメージとして選択できません。)
これをするためにはAdd-AzureVMImageというコマンドを使ってアップロードしたVHDを仮想マシンイメージとして登録してあげる必要があります。
纏めると以下のような手順になります。
①Sysprep済みのVHDを準備(必要に応じてVHDX->VHD変換、固定長変換)
②Azure Powershellのインストール・起動(ダウンロードはこちらから)
③Get-AzurePublishSettingsFileコマンドでAzureのサブスクリプションプロファイルのファイルを取得
④Import-AzurePublishSettingsFileでAzureのサブスクリプションプロファイルをインポート
Import-AzurePublishSettingsFile -PublishSettingsFile <③の手順で保存したファイル>
⑤Get-AzureSubscriptionでインポートした内容を確認
⑥Add-AzureVhdでVHDをアップロード
Add-AzureVhd -Destination <BLOB Endpoint> -LocalFilePath <①で作成したVHDのパス>
⑦Add-AzureVMImageコマンドでアップロードしたVHDを仮想マシンイメージとして登録
PS> Add-AzureVMImage -ImageName <イメージ名> -MediaLocation <BLOB Endpoint> -Label <イメージのラベル> -OS [Windows or Linux]