日本に進出したWindows Azure、東西リージョン間で価格差があります

ついにAzureの日本データセンターが開設されました。
クラウドビジネス強化、日本データセンター開設


既に東西日本リージョンのサービス使えるようになっています。東は埼玉、西は大阪のようです。



提供されるサービスはこちらに記載あります。

「HDInsight」、「Mobile Services」、「Recovery Services」、「ExpressRoute」など一部サービスは現時点では日本リージョンでは展開されていないようです。

日本の東西でのサービスの違いは現時点ではMedia Servicesの有無(東日本のみ展開)だけに見えます。



例えばということで仮想マシンの1時間あたりの料金(円建て)で比較してみました。数字はあくまでも記事書いている時点のものです。最新の情報はこちら

※2014年2月26日現在のもの

インスタンスタイプ 東アジア(香港) 西日本(大阪) 東日本(埼玉)
S (A1) 9.18円 9.69円 10.82円
L (A3) 36.72円 38.76円 43.25円
A6 81.60円 86.30円 95.88円

東アジアリージョンと比較した場合、
西日本リージョンで約5%強高い
東日本リージョンで約17%強高い


結構価格差があるので、開発、検証目的などレイテンシなどに目を瞑れるなら、関東から使うのであれ、西日本リージョンや東アジア、東南アジアといったリージョンのサービスを使うことも選択肢に入ってきそうですね。