LPIC-2に引き続きLPIC 303 Security取得してきました。
LPIC-2取得の記事はこちら。この流れで303も取りました。
yomon.hatenablog.com
勉強期間
2週間の20〜30時間くらいです。明確な教材が黒本しかなかったのでダラダラしてしまった感じがします。。。
教材
黒本
303はping-tも対応していないので、今のところこの一冊のみです。
基本はこの本で学習します。1週目は普通に解いて解説を読む。2週目で実機で動きを確認。3週目で周辺部分を調べながら解くという進め方しました。
徹底攻略LPI問題集Level3[303/304]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)
- 作者: 金沢泳義,菖蒲淳司,森嶋秀樹,ソキウス・ジャパン
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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SlideShare
特にSELinuxは黒本だけではイメージがしにくかったので、SlideShareの以下のスライドなどを参考に動かしながら勉強しました。
結果
590点/800点 (合格点は500点)
わりとギリギリですが一応合格です。
難易度
黒本の内容を押さえて、一般的なネットワーク知識と組み合わせれば合格はできると思います。ただ、高得点は取れないと思います。Wiresharkが数問出たのは想定外でした。
所感
一言で言えば消化不良でした。私がこういったIT資格取るときには体系的な知識の効率的な取得とモチベーションをお金で買っていると思っています。この目的を満たすには試験そのものよりも、その合格へ至る教材の充実が必須条件となります。LPIC-2までは教材が豊富だったので結果として体系的な広く浅くの基本知識を短期間で付けることができてコスト的に十分納得のいくものでした。しかしLPIC-3は実質的な教材が黒本しかなく、その黒本も試験範囲もカバーしきれていないので、正直なところ体系的な知識が得られたとは感じなかったです。
現場でこの範囲の技術をガリガリ使っている方はその技術の確認など別の見え方があるのかもしれませんが、私みたいなLinuxの勉強の効率化のために資格を使うという目的の人にはLPIC-2で十分かなと思いました。もちろん報奨金が出るとか、LPICレベル3の赤いロゴを名刺に貼りたいとか資格にお金と時間をかける意味は人それぞれ色々あると思うので、あくまで私個人の意見なのですが。。。