MacのVagrant管理下で動くCentOSにてX Window Systemを使う

タイトルの環境で(恐らく)最小限の設定でX11を使える方法です。

XQuartz(X11)インストール

まだ入っていない場合はこちらからインストールします。
XQuartz

Vagrantfileの編集

VagrantfileでX11Forwardingを許可するためconfig.ssh.forward_x11のパラメータを設定します。

Vagrant.configure(2) do |config|
#略
  config.vm.box = "xxxx"
  config.ssh.forward_x11 = true 
#略
end

xauthのインストール

xauthをインストールします。

$ sudo yum -y install xauth

sshで再ログイン

一回ログアウトしてから、再度vagrant sshでログインします。初回のみ「.Xauthority does not exist」とメッセージが出ます。このディレクトリは自動で作成されるので2回目からはこのメッセージは出ません。

$ vagrant ssh
Welcome to your Vagrant-built virtual machine.
/usr/bin/xauth:  file /home/vagrant/.Xauthority does not exist

あとはxclockやxeyes、firefoxなどでテストしてみるだけです。DISPLAY変数は設定しなくても動くはずです。