掲題の件、備忘メモ。
まず、以下のURLで リリースノート の項目を見るとリリースの一覧があるのでリリースの名前がわかります。
https://aws.amazon.com/jp/amazon-linux-ami/
だいたい3月と9月に出るようなので2017.03とか2017.09とか。今現在の最新が2017.09なので、一つ古い 2017.03 のyumリポジトリを利用したいとして話を進めます。
まず、リリースノートで変更点の確認をします。(リリースでURL読み換え)
https://aws.amazon.com/jp/amazon-linux-ami/2017.03-release-notes/
次にパッケージの内容の確認をする。希望のバージョン入っているかとか。(リリースでURL読み換え)
https://aws.amazon.com/jp/amazon-linux-ami/2017.03-packages/
設定ファイル /etc/yum.conf の releasever の項目を該当のリリースに書き換えます。
$ sudo sed -i.org 's/\(releasever=\).*/\12016.09/' /etc/yum.conf $ diff -U2 /etc/yum.conf{.org,} --- /etc/yum.conf.org 2017-08-10 23:50:10.000000000 +0000 +++ /etc/yum.conf 2017-11-01 11:10:39.560000000 +0000 @@ -17,5 +17,5 @@ # of Amazon Linux AMI. If you prefer not to automatically move to # new releases, comment out this line. -releasever=latest +releasever=2017.03
あとは通常通りyumでインストール作業するだけです。
補足としては上記の方法だと、gccとかの基盤となるパッケージの依存関係が面倒なのでコミュニティAMIからバージョン指定でAmazonLinuxを選ぶか、Dokcerならタグにリリースを入れて構築することをオススメします。
