GCP Professional Cloud Architect認定にAWSの知識を元に最小限の労力で合格

GCPの認定資格を合格してきましたので書きます。

今回は合格が目的だったので万人にはオススメしない内容です。

※これらも取ってきました yomon.hatenablog.com

yomon.hatenablog.com

基本情報

受験者(私)の情報

  • AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルは3年ほど前に取得済み(更新してないので既に失効)
  • 普段からAWSはずっと触っている
  • GCPはBigQuery試したり、少しGCEを触った程度
  • 勉強期間 1週間
  • 勉強時間 8時間
  • 受験の手続き 1時間

試験ページ

2時間 50問の試験です。ちょうど全部の問題を見直しできる程度の時間が余りました。

cloud.google.com

勉強方法

模試受けて感触を掴む(1時間)

AWSはずっと触っているので、その延長で何とかなるかと思い模試を受験、結果は7割。

何も勉強しない状態では、名前だけで中身が推測できないサービスもあり(当たり前ですが)、時終わった段階で正解の自信あったのは5割程度でした。この感触から、勉強時間を計算して試験日を決定しました。

模試が終わったら、こちらの記事読みながら見直すと良いかと思います。見直しがしやすい。

GCPクラウドアーキテクトの模擬試験をAWS脳で解説してみる - Qiita

AWSとの比較(0.5時間)

下の書籍にもありますが、こちらの方が範囲広い気がします。それぞれ調べながら30分くらいです。最初にAWS触り始めた時にはサービス数に圧倒されましたが、紐付けでいけば比較的容易に覚えられます。

www.apps-gcp.com

書籍を読む(4時間)

最近出た本で、よく纏まっているので、本を読むのが遅い私でも3時間くらいで読めたと思います。

グローバルに展開できるVPNの部分や、ライブマイグレーションなどGCPが強い部分が明示してあって良かったです。

下で書いてあるハンズオンを行うモチベーションが出たことと、この本を読むモチベーションが出たことが、この試験を受けた一番のメリットかもしれません。

ハンズオン(2時間)

気になったものを4つくらい実施しました。

codelabs.developers.google.com

自分の場合はこのあたりが経験浅いので、実際に一通り動かせて勉強になりました。

Building a Serverless Data Pipeline: IoT to Analytics

一行でわかるGCP(0.5時間)

試験前に目を通す。30分。試験に限ればこれが一番役立ったかも。マイナーなものも、ざっと目を通しておくと良いと思います。

cloudplatform-jp.googleblog.com

所感

あまり詳しく書いたらまずそうな気がするので、触りだけですが。

コードが出た

AWS SAの時には出なかったと思うのですが、コード読む問題が少し出ました。といっても簡単なコードでしたけど。言語はGoogleの標準言語に設定されているアレです。

GCPの詳細はあまり出ない

GCPの詳細というよりはエンジニアとしての考え方が問われている気がしました。技術アーキテクチャ的には最善ではなくても、顧客要件に合った回答を選ぶことを求められている気がしました。

何にしろ詳細の暗記よりは、問題と選択肢をよく読んで考えることが重要だと思います。

Linux前提

WindowsだけでLinux触ったこと無い人には辛いかも。

模擬試験は過信すべからず

模擬試験と実際の試験は若干毛色が違う気がしました。全く違うとは言わないのですが、模擬試験と同じような問題は1/4程度な感覚です。

難易度

感覚的な難易度です。ケーススタディが多いので問題の傾向としてはAWS SA(pro)の方に近いです。

AWS SA(pro) > GCP Cloud Architect > AWS SA(associate)

AWSのプロフェッショナルのような大量の問題、長時間からくる体力的辛さは無かったです。

受験の手続き面倒

以前AWSの試験をKryterionで受けたことがあるので、ログオンしてもAWSの試験しか表示されない。

調べた結果、別のアドレスで新たに作成する必要があると判明。メインのメールアドレスはAWSの試験に使ってしまっていたので、サブのメールアドレスで新しいアカウント作って登録しました。

諸々と1時間くらいかかってしまい大変でした。

日本語

まだ日本語がおかしい気がしました。日本語何度も読み直す必要がありました。英語に切り替えられる機能とかあればいいのに。

予想得点

回答の裏付けが無い問題が2問くらい残ってしまいました。たぶん低くても7割〜8割程度はできた感覚ですが、点数わからないので感覚でしか書けないですが。

試験後

認定証

数日後にデジタル認定証のリンクが送られてきます。

https://api.accredible.com/v1/frontend/credential_website_embed_image/certificate/11624896?key=4bcf48d47d46decd61bbb40777c7ab11aa9f7becd5f76cb888d9bcbfdeb11f51

プレゼント

プレゼントがもらえます。以下から1つ選びます。ネットで見ていた情報と商品違う気もするので、これは変わるのかも。

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2020/5/20 更新してきました

会社の用事で2ヵ月ぶりくらいに東京出ることがあったので、Data Engineerと一緒に再認定試験受けてきました。

2年前からGCPの実務も積んでいることもあり、まず落ちないと思ったので、当日に模擬試験だけ朝に準備しただけでしたが、問題無く合格しました。

感覚的な難易度比較は難しいですが。模擬試験の精度は上がったと思います。またDR等オンプレやIaaSが関わる問題が少し増えたかなと感じました。

範囲は、GCE、GAE、GKE、ネットワーク、GAE、DevOps、BigQuery、Dataflow、Dataproc、Dataprep、PubSub、権限等広いです。

そして相変わらず、とりあえず一番良い構成!ではなく、要件を良く読んで合わせていくような設問が見られました。

今のシーズンのプレゼントはこちらでした。ここまでいくと全部持っているのですが、どれも良く使っているので、ダブってしまっても嬉しいです。

f:id:yomon8:20200522081914p:plain

GCP試験関連

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