Windows8標準ファイナンスアプリに見るWindows ストア アプリのデザインポイント

Windows8をインストールするとデフォルトでインストールされているファイナンスというアプリがあります。MicrosoftさんのWindows ストア アプリの開発セミナーでファイナンスアプリを例にWindowsストアアプリのデザインのポイントを聞きました。当たり前のこともありますが、デザインの素人からするとわかりやすかったので纏めます。

 

 

【Windows ストア アプリのデザイン原則】

・シンプルなデザインでコンテンツに集中させる

・統一された直感的なデザイン

 

【ライブタイル】

日経平均、ダウ、TOPIXと放っておくとタイルの内容が変わっていきます。アプリを開くことなく情報を見れるのが一つポイントです。

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 【画面端の見切れ】

画面端に故意に見切れを作ることで、「続きがある」ことをユーザに認識させる。

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これとかも。

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【統一的なUIデザイン】

プラスマーク・矢印マークなど標準コンテンツを利用する。

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【タイルの配置】

タイルでデザインするときは整然と配置する。

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【フォントの有効活用】

タイトルと内容のフォントを分けて、フォントに意味を持たせる。

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推奨フォントはSegoe UIとMeiryo UIだが英語・日本語混在の場合はMeiryo UIを推奨。

Segoe UIに日本語が無いので、日本語部分だけ代替フォントのMeiryoになってしまう。

 

 

【色々なスクリーンの状態に対応】

スクリーンの状態は以下の4種類

  1. ・横置きフルスクリーン(FullScreenLandscape)
  2. ・スナップしている(Snapped)
  3. ・スナップされている(Filled)
  4. ・縦置き(FullScreenPortrait)

これはファイナンスのスナップしている(Snapped)の例です。

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デザインって難しいですね。