Amazon EKSのService Accountをawscliやkubectl使ったスクリプトで作成する

この記事はBeeX Advent Calendar 2020の12/3の記事です。 Service Accountの仕組みを理解するために、Step By Stepでスクリプト化してみました。 スクリプト 使ってみる 名前空間の作成 スクリプトの実行 ServiceAccountの確認 やっていることを少し解説 1.O…

EKSにOPA GatekeeperをHelmでインストールしてポリシー強制をしてみる

OPA Gatekeeperとは 作業環境 インストール 必須Labelを強制する ポリシーテンプレートの作成(ラベル強制) 制約の作成・適用(ラベル強制) ポリシー違反のテスト ポリシー違反のテスト(正常系) 掃除 Container Registryを強制する ポリシーテンプレート…

EKSでaws-load-balancer-controller使ってInternalのALB Ingress Controllerを作成する

PrivateSubnetに構築したEKSにInternalのALBをIngress Controllerとして構築する作業のメモです。 参考URL PrivateSubnetへのタグ付け EC2ロール作成 CRDの登録 Helmでaws-load-balancer-controllerをインストール テストサーバーのデプロイ 掃除 参考URL 最…

AWS IoT SQLでINT等の整数で渡されたBIT FLAGの値を取り出す

課題 対応 課題 AWS IoTに飛んできていたINT等の整数データが実はビットのフラグが並んだものだった場合、AWS IoT SQL使うとフラグに直して後続に渡すことも可能です。 対応 例えば my_data という項目に8ビットフラグの整数が渡されてきた場合、以下の関数…

DataflowのWriteToBigQueryでRuntimeValueProviderで渡した日付のパーティション分割テーブルを作る

DataflowでRuntimeValueProviderで渡した値を使って、BigQueryのパーティション分割テーブルを作成しようとしたら、WriteToBigQueryでハマったので書いておきます。 課題 対策 参考URL 課題 日付のパーティション分割テーブル自体をWriteToBigQueryで作成す…

MFA必須の環境下でAmazon EKSでkubectlを使う方法

MFA必須の環境下のEKSでkubectlを実行するための方法です。 結論としては、kubectlは内部的にAWS CLIを打っているので、AWS CLIのMFA設定の手順と同じとなります。 まず ~/.aws/credentials に自身のIAMユーザを登録します。 [base_cred] aws_access_key_id …

Amazon EKSの [system:masters] はどこから来たかWebhookトークン認証まで追ってみた

EKSを作ったユーザ、またはロールに紐付く system:masters というグループがどこから来ているのか、自分の目で確かめたくて掘り進めたので記録を残しておきます。 EKSのsystem:mastersって EKSの認証の仕組み ステップバイステップで追ってみる kubectlの認…

DataflowのRunnber Version2でRuntimeValueProviderErrorが発生したのでGCPのサポートに問い合わせてみた

GCPのサポート使ったので、そのメモです。 短期的にはDataflowのRunnerのVersion 2のバグ(というか実装漏れ?)だったので同じ問題で悩んでいる方もググって辿り着けるように残しておきます。 使っているのは$100の開発環境のサポートプランなので、プラン…

Amazon InspectorでProxy環境内のAmazon EKSのマネージドノードグループを検査する

こちらに続きEKSをProxy環境内で利用する方法です。 yomon.hatenablog.com ネットワーク Inspector AgentにProxy設定 EKSのマネージドノードに設定追加 起動テンプレートのUserDataでProxyを設定 Cloudformation化 Inspectorを実行してみる ネットワーク eks…

Amazon EKSでProxy環境内の マネージドノードグループから外部イメージを利用する

最初に、この記事にたどり着くような要件の場合は、高いセキュリティが必要な環境だと思っています。その場合はインターネット上のレジストリにあるイメージを使うことは本来推奨できるものでは無いと思います。この手順もかなり限定的な用途での利用となる…

GCP Dataflowでapt installが上手くいかない場合のトラブルシュート方法

GCPのCloud DataflowでのOS系のエラーが出た場合の調査方法の例です。 事象 調査 エラー内容 Dockerイメージを特定する Dockerイメージを起動してみる 修正 まとめ 事象 yomon.hatenablog.com こちらの記事で書いたようにJDBCを使ったジョブの、Apache Beam…

AWS GreengrassのLocal Shadowを利用してLambdaの設定値の変更・永続化をする

Raspberry PiのGatewayにGreengrassを入れて使っていますが、機器からの値を取得する周期や、パラメータ等、Gateway側のLambdaから利用するパラメータを永続値として持っておきたいと思いました。 その上、その値はAWS IoT側を通して変更したい。 ということ…

Raspberry Piのy2038(2038年問題)を確認してみたメモ

サーバーサイドでは、見ることほとんど無くなった32bit Linux。 ただ、最近使うこと多くなっているRaspberry PiのOSである、Raspberry Pi OS(旧 Raspbian)は32bit Linuxです。 もし、Raspberry Piを配置して今後18年動き続ければ、2038年問題引っかかります…

ECHONET Lite対応の部屋のエアコンをPython3から操作してみた

仕事の中でECHONET Lite(エコーネットライト)というプロトコルを知ったのですが、このプロトコルで部屋にあるSharp製のエアコン(型番 AY-H22S-W ) を操作できそうなので使ってみました。 ECHONET Liteとは 部屋のエアコンが対応しているか調べてみた 調べ…

AnsibleでAWS IoT Greengrass CoreをRaspberry Pi上にインストールする

RaspbianにAWS IoT Greengrass Coreをインストールする手順をAnsible化しました。 処理の元ネタ 前提 リポジトリの取得 変数の設定 Ansible実行 github.com 処理の元ネタ Qiita側に書いたこの記事の内容です。 qiita.com 前提 piユーザにSSHでパスワード認証…