Windows PhoneのエミュレータをHyper-Vで動かす

Windows Phone 8の開発をしたくなってSDKを探してみたら、どうも64bit対応のものしか無いらしい。

https://dev.windowsphone.com/ja-jp/downloadsdk?logged_in=1

 

インストールディレクトリを探ってみると気になるファイルを発見しました。

C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows Phone\v8.0\Emulation\Images

-Flash.480x800.vhd

-Flash.720x1280.vhd

-Flash.768x1280.vhd

-Flash.dll

-Flash.vhd 

 

 

f:id:yomon8:20130513191909p:plain

 

VHDファイルなので、早速Hyper-Vにアタッチしてみます。

どうもFlash.vhdが基のVHDで、残りの「Flash.xxxxx.vhd」は差分VHDのようです。

差分側のみだとエラー出てアタッチできなかったですが、

Flash.vhdも差分VHDと同じディレクトリに置いたところ無事アタッチできました。

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仮想マシンを起動してみるとWindows Phoneが起動しました。

ただWindows Phoneのハードウェアボタンが無いので上手く操作できませんでした。

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ちなみに、 Windows Phone 8のエミュレーターを動かすには以下の前提条件があるようです。

BIOS:BIOS で、次の機能がサポートされている必要があります。

 ・ハードウェア支援による仮想化機能。

 ・Second Level Address Translation (SLAT)。

 ・ハードウェアベースのデータ実行防止 (DEP)。

RAM:4 GB 以上。

オペレーティング システム:

 ・Windows 8

 ・64 ビット

 ・Pro エディション以上

 

 

 

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windowsphone/develop/ff626524(v=vs.105).aspxより引用

 

 

 

 

つまりは、物理マシンでWindows8を持っていないとダメということです。

手元のクライアントマシンはWindowsですが32bitでダメ。

手持ちのサーバーはWindows8だけで使うわけにはいかないので、暫くはおあずけみたいです。