個人開発に複数のPCを使用していると、インターネット上のGitサービスを個人でも使いたくなります。
しかし、コード公開はしたくない場合などは無料版のGitHubは使えません。
最近では無料でGitを使える方法も増えてきました。今回は私自身が使っているの無料Gitの使い方を書きます。
SkyDrive利用
まずはSkyDriveを利用する方法です。
Windows7以前の場合はSkydriveのソフトウェアをダウンロードして下さい。
Windows8以降はSkyDriveがデフォルトで入っているので、そのまま使ってください。
WindowsのExplorerでSkyDriveが使えるようになっている必要があります。
まずはSkyDriveのフォルダに移動してリポジトリのフォルダを作ります。
今回は「~\SkyDrive\MyRepo\GitTest.git」を作成しました。
後は作成したフォルダに入って、
git init --bare
と実行します。
これでリポジトリが初期化されました。
後は通常通り以下のように、Cloneして使えます。
git clone ~/SkyDrive/MyRepo\GitTest.git
Windows8以降の場合は通常、SkyDriveのフォルダはローカルのPCにはダウンロードされていません。
Gitリポジトリの入っているフォルダだけはローカルPCにダウンロードするように、設定しておく必要があります。
設定は簡単で、対象のフォルダを右クリックして「オフラインで使用する」というメニューがを実行します。
これでSkyDriveのフォルダがローカルPCにダウンロードされるようになりました。
ストアアプリ版のSkyDriveだとオフラインのものにはアイコンが付くので更にわかりやすいです。
この方法のメリットの一つはクラウド上とのデータのやり取りが非同期なので、
GitのPushやClone操作がローカルPC上で完結するため高速なことです。
その分、リポジトリ更新後すぐにPCを落としてしまった場合などは、
クラウド側のデータが最新になっていない場合もあります。
Visual Studio Online
もう一つ使っているのはVisual Studio Online(旧Team Foundation Service)です。
Visual Studio Online の概要
5ユーザーまでは無償で使えるようなので、個人開発の場合ももちろん無償で使えます。
現時点では全て英語なのですが、
無償なのに多機能なので英語が苦手な方も使ってみる価値はあると思います。
何と言ってもGitHubやCodePlexのようにブラウザからコードを確認できるのが良いです。
本当は他にもプロジェクトをチームで進めるのに良い機能が沢山あるのですが、
個人開発では使いこなせてないです。
PCからCloneやPushをする際にはBasic認証を有効化する必要があります。
どうも米国中北部にセンターがあるらしく、若干レスポンス遅いです。
本当に最近は便利なサービスが増えてきたと感じます。