2019年の仕事を振り返る

明けましておめでとうございます。2019年の振り返りしようと思っていたら、いつまにか年が明けてしまいました・・

エンタープライズSI業界からWEB業界に移動して、またSIに戻ってきた一昨年2018年。その一昨年は、自社サービスの開発をメインに行っていた関係もあり、業界はエンタープライズでしたが、やっている仕事はWEBエンジニアと近い立場と仕事でした。

2019年からは自社サービスの開発は離れて、外でお客様と一緒に仕事をしていました。幸いなことに私の周りには、「大友さん、一緒に面白いことしよう!」と言ってくれるお客様ばかりで、本当にお客様に恵まれているなと感じた一年でした。

内容としても、所謂ビッグデータやIoT、AI系がメインの仕事となりました。当然信頼に答えないといけないこともあり、年末までかなり忙しい1年でしたが、新しいことを学びながら、過ごすことのできたエキサイティングな一年だったと感じています。

いつか、自分で振り返りたいので、いくつか簡単にトピック毎にまとめてみます。

企業に存在するデータというデータを考えた

以前、エンタープライズ業界にいた際にはERPという基幹システムや、その周りのデータを見ることが多かったのですが、それらは重要ですがほんの一部で、企業には本当に色々な規模、形式のデータが存在していることを知りました。正確には知識としては知っていたのですが、実際に扱う立場になりました。そうすると、自分の中でも当事者意識が芽生えるので、自分でも勉強しますし、ディスカッションの機会も色々とあり考えの広がりがありました。とても勉強になった一年でした。

基幹業務を支えている方、サービスを開発している方、製造工程の改善をしている方、オフィスワークの効率化を考えている方、色々な人が、様々な思いでデータを作り出し活用しようとしている(している)ことを、ディスカッションしたり、目の当たりにした一年でした。工場見学で実際の製造現場を説明いただいたのも本当に良い経験になりました。

私なんかはコンサルタントでも何でもない、ただのエンジニアですが、色々な方にご紹介いただいたり、お会いさせていただいたり、ご縁があり本当に色々な方とディスカッションさせていただく機会をいただきました。

そのような方とエンジニアの関係って、やりたいことを伝える側と、言われたことをやる側と揶揄されますが、一緒にディスカッションしながら一緒に考えながら進められるような仕事が増えてきているのではと、個人的には感じています。

サーバーレスがメインになった

去年も自社サービスの開発や、チャットボット(on Azure)の開発などではサーバーレスのサービスを使ってましたが、今年は全てのプロジェクトがサーバーレスのサービスがメインになりました。

分野としてはビッグデータ周りに携わることが多かったので、余計にその傾向が強かった気がします。少しだけ使っている、EC2やGCEも踏み台や、小さいインスタンス上で単機能のサービスがDockerで動いているようなものばかりです。

こういったサービスを使っていくのに、難しい部分として、足りないけど必要な部分を自分らで対応するか、サービスの拡充を待つかという判断の難しさを感じました。実際に、欲しかった機能がサービスに追加されることもとても多く、そこは大変助かります。ただ、追加されたサービスが思っていたのと違う場合なども少なく無いので、その場合、やっぱり作るのか待つのか、または他のサービス持ってくるのか。難しいなと感じています。

AWS

  • Lambda
  • Cognito
  • DynamoDB
  • Redshift
  • Athena
  • Glue
  • Elasticsearch Service
  • EC2少々

GCP

  • BigQuery
  • Cloud Dataflow
  • Cloud Composer
  • Cloud Spanner
  • Cloud FireStore
  • Cloud Functions
  • GCE少々

Infrastructure as Code をプロジェクトで使い始めた

AWSはCloudformation、GCPはTerraformを利用しています。

自社サービス開発ではずっと使っているのですが、大企業で受け入れられるのはもっと先かなと思っていましたので、提案してみたらInfrastructure as Code を使うことが受け入れられるようになっていたことに、少し驚きと喜びがありました。

全社展開を見据えたデータ分析基盤などを作る場合、セキュリティやネットワークの設定が複雑になりがちなので、そういった場合にはミスをなくすためにもInfrastructure as Codeはやっぱり必要だと感じています。

お客様側の本職のエンジニアで無い人も、そういった内容を勉強されていることも増えてきていると感じています。

働き方が変わった

まずメールをほとんど使わなくなりました。社内はSlackなので当然として、お客様とのやりとりも全部Backlogで行っています。会議もほとんどWEB会議で終わるプロジェクトもあり、時代は変わったなと感じました。

最後に

去年2019年の話してきました。もう少し書きたいこともありますが、色々考えると公に出せるレベルはこれくらいかなと思っています。

お陰様で2020年も引き続き色々面白い話が色々と進んでいます。本当にありがたいです。また今年も最後にエキサイティングで面白い年だったと振り返ることができるようにやっていきたいです。