午前中に合格してきました。点数もまあ及第点かなと思います。
動機
実際の仕事ではAWS IoTやGreengrassを利用しているのですが、設計アプローチに幅を持たせたいと思い、別クラウドサービスのIoT系サービスを勉強したいなと思いました。
個人的に認定試験があると強制的に体系的な勉強をすることになるので重宝しています。(すぐ怠けるので助かるという面が強いですが)
勉強方法
IoT関連のみで範囲広くないので、2ステップで十分試験対策できると思います。
こちらのウェビナーで全体像把握します。
次に、ウェビナーで紹介されている以下のチュートリアルを流しつつ、不明点はドキュメントで確認します。
クラウド系のチュートリアルってすぐに古くなったり、動かなかったりがあるのですが、こちらのチュートリアルはかなり精度が高かったです。(少なくとも2021/01/25時点では)
以下のような知識があるとスムーズにこなすことができるのでは無いでしょうか。
- IoT Edgeデバイス(Gateway)とクラウドとの双方向連携を開発したことがある(苦労ポイントを知っている)
- C#書いたことがある(チュートリアルはC#でコードが書かれています)
- Azure触ったことがある
AzureのUIの日本語は意訳があったりするので、このチュートリアルを試している間はAzureのUI言語は英語に設定しておくことをオススメします。
ブラウザと、WSLとVSCodeがあれば一通りのチュートリアル流せたと思います。
Azure IoT関連サービスへの 所感
AWSを使っているので、それと比較した形になります。
- Azure IoT CentralはSaaSに近い使用感があり、上手く使えばこれで事足りる要件も多そう
- コンテナをモジュール形式でデプロイする形はわかりやすい(Greengrass V2も近い感じに変化しましたが)
- Device Twinはとても便利(GreengrassのShadowも同じだけど、コンポーネントへの紐付けなどより洗練されていると感じました。Greengrass V2でShadow無くなったけど、今後出てきて欲しい)
- サービス間の連携がスムーズ(AWSもスムーズだけどよりPaaS感がある、どちらが使いやすいとかでは無いですが)
今使っているAWS IoT、Greengrass(V1もV2)への理解を深めるという視点で受けましたが、その点は達成できた気がします。
最後に久々のオンライン試験について
今回のオンライン試験はピアソンVUEで受けたのですが、実はコロナが騒がれ始めた頃に初めてのオンライン試験を人柱的に体験したことがあります。
英語話すのも辛いし、ツールも重いし、段取りも良くわからず1時間くらい待たされて、何とか始まった試験もすぐ止まって、後から試験会場で受け直したという苦い思い出があります。
今回も覚悟していたのですが、やりとりは日本語選べるし、最初のチェックもチャット(もちろん日本語)だけでスムーズに完了。試験後にはすぐに結果が表示されて、午後にはこの記事を書けるくらいです。
これならオンライン試験もありですね。