Google Cloud Certified Professional Cloud DevOps Engineerを取得してきました。
試験情報
| 試験時間 | 2時間 |
| 問題数 | 50問 |
| 言語 | 英語 |
模擬試験も、申し込みも英語は英語用のリンクからの方が辿りやすいです。
1問あたり2分強で、長文もある程度あったので、私の英語力では結構ギリギリで10分くらいしか見直しの時間取れませんでした。
試験内容
今回、既存知識だけで大して勉強せず受けてきたので、あまり言えること無いのですが、GCPは模擬試験無料で公開されていたり、試験のトレーニング内容等も無料で試験ページにあって、基本的にそこに素直に出題される気がするので、このページしっかり見れば十分合格できるのではと思います。
出題範囲ですが、上記の試験のページにある内容通りでした。ちなみに括弧内は感覚的な出題割合です。全体的にまんべんなく出題されてました。
- Apply site reliability engineering principles to a service(2)
- Optimize service performance(1)
- Implement service monitoring strategies(2)
- Build and implement CI/CD pipelines for a service(3.5)
- Manage service incidents(1.5)
Trainingの部分見ても、DevOpsという言葉は無く、SREとKubernetesです。実際にSREとKubernetes(のCI/CD)で感覚として7割くらいでした。
GoogleのSREの記載にも以下のようにあります。とういうことでSREの行動指針のようなものが沢山出ていました。
DevOps or SRE?
The term “DevOps” emerged in industry in late 2008 and as of this writing (early 2016) is still in a state of flux. Its core principles—involvement of the IT function in each phase of a system’s design and development, heavy reliance on automation versus human effort, the application of engineering practices and tools to operations tasks—are consistent with many of SRE’s principles and practices. One could view DevOps as a generalization of several core SRE principles to a wider range of organizations, management structures, and personnel. One could equivalently view SRE as a specific implementation of DevOps with some idiosyncratic extensions.
引用元： https://landing.google.com/sre/sre-book/chapters/introduction/
日本語のSRE本（SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム）から、青字の訳を引用すると以下の通りです。実は試験中、「何でSREの話ばかり出るんだ？」となっていたのですが、試験後、この辺り読んでみて納得しました。
DevOpsは、SREの中核的な 方針のいくつかを、幅広い組織、管理の構造、個人に対して一般化したものと捉えることもでき るでしょう。同様に、SREをDevOpsに独特の拡張を少し加えたプラクティスと捉えることもで きるでしょう。
DevOpsと名前が付いている試験ですが、全体的にはOps色が強い試験でした。GCPの場合はCloud Developerの試験が別にあるので、その辺りからも全体のバランスは取れてるのかなと感じました。
ここは勉強しておいた方が良い
対して準備もせずに臨んだ試験なので偉そうなことは書けないのですが、CI/CDは以下の記事をハンズオンしておきました。基本シナリオが学べるので良いと思います。
SRE周りはSREの本読んだり、各種WEBで情報追ったりしている人なら、少しぐらい用語忘れてても解ける内容な気がします。逆にSREって初耳だったりするようなら、状況イメージできずに辛いかもです。
SER本読んでたような人でも、もし時間あなら、以下を流し読みしておくことをオススメします。
これでGCP 6冠
GCPの試験は良くも悪くもGCPに依存しない内容なので、GCPを全部知っているとは到底思えない状態ですが。
AWS、Azure、GCPのDevOps制覇したので以下の記事も書きました。
