Raspberry Piを使う時には電源の取り回しが面倒でモバイルバッテリーをよく使います。
家の無線LANに繋いでいる時はSSHで入れば良いのですが、SIMカード通して動かしていたり、Wifi周りの設定を調整したりLANから外れる作業も以外と多く、そういう場合は、余っているPC用のモニタの近くにRaspberry Piを置いて、メインPCと行き来しながら作業することになっていました。
※特に自宅の作業環境はメインPC周りをガチガチにしている関係で、PCを動かすのが面倒。
最近の7インチモニタはUSB給電で動く
ふとAmazonでモニタを探していたら、このモニタを見つけました。
気になった仕様は以下です。
- タッチスクリーンサイズ:7インチ
- 液晶パネル種別 :IPS(178°全視野)
- 解像度:1024x600
- HDMI対応
⇒ ふむふむ。とりあえず使えそうな雰囲気。
電源仕様: 5V/2A
⇒ おおっ!!これはUSB給電でも使えるということでは?
Amazonのレビュー見てみたら使えるらしい。さっそくポチッとしました。
実際に購入してみた
うちには無駄に購入したモバイルバッテリーがゴロゴロ転がっているのですが、このバッテリーでRaspberry Piとモニタの給電両方できるか試してみました。
USBの給電口が二つついているので、片方をRaspberry Pi、もう片方をモニタの給電に使う方法をやってみることにしました。
説明書の絵から引用しますが、コンセントをモバイルバッテリーに置き換えます。
ちなみにRaspberry PiのUSB給電を使う場合は ※4の線すらも不要で動きました。
モバイルバッテリーでRaspberry Piの設定できる環境ができた
問題無く動きました。これで大きなモニタが無い場所や、電源の届かない場所でも作業できます。
ごちゃごちゃしていてわかりにくいですが、電源の届いていない袖机の上で作業しているところです。
ROADOM 7インチモニタの感想
安価ですし、最悪使えなくてもいいかなと思って買ってみたのですが、予想外に付属品が充実していて嬉しかったです。
画面もキレイですし、色味とかも変更することが可能です。音も出ます。
Raspberry Pi3b+用のHDMI-HDMIケーブル以外にも、Raspberry Pi4向けのHDMI-microHDMIが付属していたり、GPIOから給電するためのケーブルまで付いています。
画面の傷防止のフィルターまで付いていたのは驚きました。
あと一歩のところとしては、タッチの使いやすさだけはおまけ程度に考えた方が良いかもしれません。ギリギリ使えるかなくらいの使い心地です。
それも些細なことと感じるくらい、値段を考えても全体的にとても満足なモニターでした。もっと早く購入しておけば良かったです。
サイズも235gと持ち運びできるくらいなので、仕事でRaspberry Pi持ち込んで開発作業する際にも役立ってくれそうです。