Kindle Voyageが届いたのでPaperwhite(2012)と比較してみた

Kindle Voyageがついに届きました。

Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル

Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル



KindleはFire系を除くと2nd、3rd、4th、touch、Paperwhite(2012)と更新してきているのですが、Papwerwhite(2013)はスキップしていたので、久しぶりの更新となりました。


この記事では主に、Kindle VoyageとKindle Paperwhite 2012年モデルとの比較について書いていきたいと思います。

購入

Kindle Voyageはキャンペーン情報(つまりは広告)の有り無しと、3G接続の有り無しの組み合わせで4パターンから選択することができます。

それぞれの価格は以下の表の通りで、キャンペーン情報(広告)入れれば安くなります。

キャンペーン情報 3G接続 価格
有り 無し 21,480
無し 無し 23,480
有り 有り 26,680
無し 有り 28,680

※2014/11/04現在

言い換えれば、3G対応は5000円の追加オプションで、キャンペーン情報入れれば2000円安くなります。

ちなみに、キャンペーン情報有りにした場合でも、携帯アプリでよくあるようにKindleでの読書中に広告が邪魔になるというようなことはありません。主にロック画面の壁紙にだけキャンペーン情報が表示される形になります。



後は、個人の好みですがキャンペーン情報を差額の2000円で表示させてあげるかどうかということで判断となります。

ちなみに私の場合は、キャンペーン情報有りの3Gオプション有り、26,680円のパターンで購入しました。



開封

今までKindleといえば無骨な箱に入って届いたイメージですが、今回は高級感のある(?)箱で届きました。


中身はこちら。白い冊子は利用規約、黒い冊子はマニュアルです。

 

Kindleにしては派手な開始画面が出てきました。

 
 
今回からハードウェアボタンが戻ったんですよね。Kindle 4th以来です。ハードウェアボタンといっても突起は無いです。ボタンを押すと振動するように設定ができます。ボタンの無効化や、押す強さの設定など細かい調整もできます。(「設定」>「読書オプション」>「ページめくりボタン」の項目)

戻るボタンもあります。

 
 
 
 
 

Kindle Paperwhiteと比べてみて

ここからは使い込んできたKindle Paperwhite(2012)とKindle Voyageを比較してみます。

見た目

左がVoyage、右がPaperwhiteです。


まずは見た目から。輝度最大で並べてみたところです。Paperwhiteの経年劣化を考えても、Kindle Voyageの方が明るく、白く見やすくなっています。
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輝度最大で、最小フォントにしてみたところ。
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今度は輝度最大で、最大フォントにしてみたところ。同じ6インチの画面のはずですが、画面に入っている文字数に違いがあります。
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そのまま、輝度を最低まで落としてみました。ライトが無い状態でもVoyageの方が白い色をしているようです。
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なお、Kindle Voyageには輝度の自動調節機能がついています。明るい部屋と暗い部屋を移動してみましたが、しっかり機能します。
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今度はコミックで比べてみます。文字だけの書籍よりも解像度や見やすさの違いが出ます。そしてページめくりがスムーズ!Kindle Paperwhiteが遅いと言ってもコミックなら遅いという覚悟があるので良いのですが、普通の書籍の途中で出てくる挿絵なんかでフリーズするとかなりストレスだったので、このスピードアップは嬉しいです。
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今度はPDFを見てみます。コミックよりもさらに違いが感じられます。今のところ、Kindle Voyageの一番の進化はPDF観覧なのではと思っています。コミック以上に今までのKindleとの差が大きいです。(見た目の鮮明さも、処理速度も)
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鮮明さに関しては拡大してみると差は歴然です。
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動作

普通の文字主体の(mobi形式の)Kindle書籍のページめくりも早いのですが、なんといってもコミックやPDFのページめくりでは差がでます。

特にPDFに関しては、今までのKindleではPDF観覧はスピードが遅く全く実用に耐えなかったのですが、Kindle Voyageは大きく改善されています。

流石に、iPadやnexusにはかなわないですが、PDF観覧でもKindleを使い始めてみようと思います。

 




重さ

Kindle Paperwhiteが215gであるのに対して、Kindle Voyageは180gです。

もともと、Kindle PaperwhiteiPad miniやnexus7と比較して、軽い軽いと思っていたせいもあってか、特別軽いと感じることはありませんでした。実際に両方を持って比較してみるとKindle Voyageの方が若干軽く感じる程度です。

重量の違いよりもむしろ、一回り小さくなったことによる持ちやすさの向上の方がインパクトあります。

 
 

その他

その他、実際にさわっての感覚的なところを。

  • 前評判通り全体的に触り心地がツルツルしている。個人的にKindle Paperwhiteのマッドな感じも好きだったので、ここは好みわかれるかもしれません。

 

  • 縁や端末裏の黒い箇所には指紋がつきます。指紋気になる人は気になるかも。

 

  • 電源ボタンが裏にありますが、まだ慣れない。

 

  • 端末のスピードが上がったことで、Kindle端末からKindleストアが使いやすくなりました。Amazonプライムを使っているので、Kindleオーナーライブラリを使えるのですが、PCやiPhoneのようなKindle以外の端末からはオーナーライブラリの書籍を検索したり買うことできないんですよね。Kindle Fire持っていない限りは遅いKindle端末からストアの中を検索する必要があったのですが、これが遅くてイライラすること多かったのです。VoyageならKindleストアも比較的スイスイ使うことができるようになってます。

 
 



Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル

Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル