風呂読書改善のためKobo Aura H2Oをいまさら購入した

私は結構読書好きで、毎月10冊以上は新しく本が増えていっています。


とはいえ、このペースで書籍を買い続けると私の狭い家ではどうしても場所が取れません。よって電子書籍には早い段階から手を付けていました。Kindleは日本で発売する前から輸入で手に入れて使っていて、今使っているKindle Voyageは6台目のKindle端末です。

ここ数年はKindleを含めた電子書籍端末の技術が上がってきたので、電子書籍で購入できるものは電子書籍で購入して、電子書籍が無いもの、特別な理由があるもののみが紙の書籍で購入するようにしています。

電子書籍の購入意思決定フロー

電子書籍と一言で言っても色々な形式があります。私は目的の書籍がある時には以下の優先順序で購入するようにしています。

  1. AudioBookでOKの内容か?(技術書などは無理)OKの場合はFeBeで探し、あれば購入
  2. 書籍の出版メーカーなどからDRMフリーの電子書籍を探しEPUBまたはMOBI形式ならそこで購入
  3. Amazon Kindleストアで探しリフロー版なら購入(固定版なら保留)
  4. 書籍の出版メーカーなどからDRMフリーの電子書籍を探しPDF形式があれば購入
  5. Amazon Kindleストアで探し固定版でもあればサンプル見て、読めそうなら購入
  6. 電子書籍は諦め紙の書籍を購入

例外として最初から紙の書籍を購入する場合もありますが、基本は上記のフローで購入決めています。

メインの電子書籍端末

そんな風に購入した電子書籍ですが、私のメイン電子書籍端末はKindle VoyageとiPad miniです。

Kindle Voyage

Kindleで購入した書籍、MOBI形式の書籍用

iPad mini

PDF書籍とRetinaでみたいEPUB書籍用です。ちなみに使っているアプリは、EPUBiBookでPDFはi文庫HDです。

i文庫HD

i文庫HD

  • DWANGO Co., Ltd.
  • ブック
  • ¥840

Kobo Aura H2Oを購入

こんな電子書籍ライフを送っている私ですが、お風呂での読書が一つの習慣になっています。当初はお風呂用のカバーを購入してiPad miniなどを入れながら使っていたのですが、いつからか面倒になってiPad miniKindleもお風呂に裸のまま持ち込んでいました。

既に何度か水蒸気のせいでおかしくなっているのですが、最近メイン端末のiPad miniもいよいよおかしくなってきました。何か良い手は無いかと見つけたのがKobo Aura H2Oです。

他の端末と比べてみます。

iPad mini 2 Kobo Aura H2O Kindle Voyage
ディスプレイ Retina E ink E ink
サイズ(inti) 7.9 6.8 6
対応フォーマット many many mobi,pdf
重量 331g 233g 180g
防水 × ×
SDカード × ×


Kindle VoyageとiPad mini電子書籍端末の2台巨頭(と私は見ています)ですが、それと比べてもEinkで見やすいディスプレイ、軽量で大きめの画面、防水、SDカード対応と全く引けを取らないことがわかります。


風呂読書で大活躍

最初は半信半疑でしたが本当に水に濡れても大丈夫です。こんな動画もあるくらいです。

半身浴をしながらの読書に大活躍です。また、iPadと比較して良いところにウェブサーフィンがやりにくいことがあります。読書に集中したい場合に下手に色々なことができるとついつい無駄な時間を過ごしてしまうこともありますので^^;

また個人的感想ですが、お風呂で半身浴しながら読書していると思っていたよりも当初想像していたよりも軽く感じます。長時間読書していても重さで疲れることは少ないのではないでしょうか。

また、浴槽に落としたりして水滴が大量にディスプレイに付くと、Koboがそれを検知して警告をしてくれます。(誤操作の可能性があるとの警告です)そのままでも使えますが、少し水を切ったり手で拭うと誤操作もなく使うことができます。

6.8インチという画面の大きさも良いです。6インチだとPDF書籍を読むには少し小さすぎるのですが、6.8インチと少し画面が大きくなるだけでだいぶ読みやすくなります。私の場合はPDFの余白を削除してから端末にコピーしています。Macならデフォルトのプレビューアプリだけで簡単に余白を切り取れます。
"プレビュー"だけでPDFの周囲の余白を切り取る方法 - Macの手書き説明書


悪い点も挙げておきます。まずPDFのサイズが大きいとフリーズしてしまいます。数MB程度のPDFの場合は問題ないのですが、数十MBの大きなPDFを読むと全く動かなくなってしまいました。大きなPDFはサイズを縮小してから持ってくる必要がありそうです。または、大人しくiPad miniで読むか。

端末の反応速度もKindle Voyageと比較すると若干もっさりとしています。Kindle PWなどと比較する分には遅いとは感じませんでした。

日本語書籍の場合の注意点

Kobo以外で購入した日本語EPUB電子書籍Koboで読む場合は注意点があります。

PCにUSB接続してEPUBのファイルをコピーするだけでは、日本語のEPUB書籍は正しく表示されません。日本語が全く見えなくなったり縮尺がおかしくなったりします。

調べてみると日本語のEPUB拡張子を変更しないといけないことがわかりました。

具体的には拡張子に「KEPUB」を追加してやります。

fileneme.epub
→filename.kepub.epub

こうすることでKobo上はKOBO EPUBと表示されるようになり、日本語の表示も正しく表示されるようになります。
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購入場所

私はAmazonマーケットプレイスで購入しました。私が購入した時には新品が13000円+送料でした。 Yahooオークションと同じくらいの相場です。13000円でこの性能はお得感あります。

さいごに

今までKobo楽天の書籍以外には使えないイメージでしたが、汎用的な電子書籍リーダーとしてコストパフォーマンスの高い製品だと思いました。