FILCO Majestouch2(FKBN91M/JB2)を購入しました。1万円近い高級キーボードの購入は初めてなので、そこにいたる経緯から感想まで書いてみます。
まず自分はキーボード全く詳しくありません。メンブレンとパンタグラフについても最近ググって初めて知りました。茶軸、青軸、黒軸とかもググった知識でしかわかってないです。そのくらいの素人のレビューとして読んでください。
キーボードの種類はここがわかりやすかったです。
キーボードの構造と性能/パーツの価格差はどこにある?/自作PC大図鑑
私のキーボード歴
仕事では新人の頃から専らノートPCなのでパンタグラフばかりでした。それ以外だとデータセンターの作業などでメンブレンのキーボードを触ることがあった程度です。
プライベートでは、ガジェットは沢山持っているのですが、何故か今までキーボードに興味を持ったことがありませんでした。ただ、全くキーボードを買ったことが無い訳では無く、数えてみたら今まで購入したキーボードは4台でした。
ロジクール クラシックキーボード 200
初めて購入したキーボードは、ロジクール クラシックキーボード 200です。当時使っていたASUSのZENBOOKのキーボードがあまりに打ちにくかったので外付けキーボードとして買いました。
選んだ理由としては単純に価格が安かったのとAmazonでのレビューがとても良かったことです。実際に評判通り凄い打ちやすくて最近まで現役のメインのキーボードでした。外付けキーボードって良いものだなと思ったことを覚えています。今は絶版なのかどこにも売っていないようです。
このキーボードがメンブレンという方式だということを、最近まで知りませんでした。
Microsoft Arc Keyboard
寝っ転がりながら自由な体勢でキーボードを打ってみたいと考えたことある人は多いと思います。自分も、そう思って寝っ転がった体制で使えるようワイヤレスキーボードを探してみました。そこで見つけたのがこのArc Keyboardです。当時、Microsoftマウスを気に入って使っていたので、Microsoftのキーボードも良いはず。そして、Amazonでのレビューも良い。ということで即決購入しました。
結果、1週間も使わずお蔵入りになりました。
ショートカットを多用する自分のPC操作の場合、小さなファンクションキーがどうしても馴染めなかったことが一番の原因です。持ち運びのしやすさ、デザインの良さ、ワイヤレスなのに良い反応速度など良い点も多かったキーボードなので、今は家族が愛用しています。
ELECOM TK-FBP044BK
iPad + ipad mini 2台、Miix2、Surfaceなど所有するタブレット端末が増えてきて、タブレット用のキーボードが欲しくなりました。そこでBluetooth対応キーボードを探して見つけたのがこちらです。
Bluetooth接続端末最大9台+USB接続の最大10台の端末を接続して切り替えて使えるところは、正に自分のニーズに合っていました。
しかし、タイピングが早くしかし打ち間違いが多い自分の場合、そもそもBluetoothとの相性が最悪でした。スピード上げると遅れてPC側に反映されるので、そこで間違いがわかって修正してと、これもすぐに使うのをやめてしまいました。
FILCO Majestouch2の購入まで
キーを打つのが楽しい
上でも書いた通り、仕事のPCはノートPCばかりだったので、ずっとパンタグラフのキーボードばかり使ってきました。つまりあのペチペチというパンタグラフ特有の打感しか知らなかったことになります。
しかし、このSANWA SUPPLY SKB-KG3BKを使っていると、キーを打つのが段々と楽しいと感じるようになってきました。カタカタッ・・ターンッという感じ。これか!と思いました。
高級キーボードへの興味
1500円のキーボードでこれだけ楽しいなら、高級キーボードはどうなんだと思うようになってきました。前は、キーボードに1万円出すなんてありえないと思っていましたが、皆が1万円以上、時には2万以上のお金を出しても欲しいキーボードってどんななんだろうと感じるようになってきました。
その疑問を解消するために、実際に量販店に行って試し打ちしてみました。でも、正直良くわからなかったです。後で書きますが、自分の場合は目の前で文字が入力されているのを見ないとわからないみたいです。
結局、何が良いかも自分ではわからないまま、それでも何故かあきらめられず、友人がFILCOのキーボードを買ってみたというのを聞いて我慢できずにFILCO Majestouch2を購入しました。
9,726円でした。軸は初心者向けらしい茶軸にしてみました。
FILCO Majestouch2 91テンキーレス茶軸日本語配列 USB&PS2両対応 Nキーロールオーバー対応 独Cherry茶軸採用メカニカルキーボード ブラック FKBN91M/JB2
- 出版社/メーカー: FILCO
- 発売日: 2011/06/09
- メディア: Personal Computers
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打ってみて驚いた
PCに繋いでメモ帳開いて文字打ってみました。量販店で試し打ちした時と全然違います。実際にPCに繋がってブラインドタッチで目の前で文字が入力されているのを見て初めて凄いと感じました。
感覚としてはカタカタではなく、カチカチカチカチカチカチという感じです。スピードが目に見えて上がっている気がします。(気のせいかもしれませんが)
指に触れる感覚も、持っているノートPCのものや、今まで使ってきたキーボードのものとは全然違います。金属では無いと思うのですが、少しヒンヤリ冷たく感じ、高級感があります。
静かな場所で耳をキーボードにつけてキーを打ってみると、カーンという金属音がキーボードの中で鳴っています。メカニカルキーボードだからでしょうか。(もちろん普通に使っている分には全く聞こえないのですが)
キー配列も癖が無く、違和感無く使いはじめることができています。
この文章も3500字くらいになりますが、楽しくて一気に書いてしましました。
このまま使っていると会社用も欲しくなりそうでまずいです。。。
参考情報
ダイヤテック製品情報 Majestouch 2 Tenkeyless 茶軸・テンキーレス・かなあり
http://www.diatec.co.jp/products/det.php?prod_c=760
上記のサイトにはWindows7までの動作保証までしか書いていませんが、Windows8.1で使っていて、今のところ問題無く動いています。