私のリモートワーク環境(集中力を維持するためのデスク周りガジェット群)

去年は似たような記事で以下の記事で腰痛に焦点を当てて書きました。今回はデスク周りにフォーカスして書こうと思います。

yomon.hatenablog.com

始めに

私は人と比較すると集中力が低いので、その少ない集中力を何とか維持しようと日々考えています。

集中力が上がる可能性があるものを見つけては投資を惜しまずしてきました。その結果集められてきたガジェット群が私のデスクには並んでいます。

今日はこちらを紹介していこうと思います。

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テーブル周りの小物

まずは、集中力を維持するための以下の3点の小物を紹介します。

  • 電卓
  • タイマー
  • 二酸化炭素濃度計

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電卓

昔々2011年くらいに、簿記試験の勉強のために購入した電卓を長年愛用しています。

私はエンジニアではありますが、部門や営業の数字を計算することも多くあります。

PCでプログラム書いている時に、ふとSlackで来た内容でお金の計算が必要になった時にどうするか。適当に操作しているコマンドラインでPython等のREPL立ち上げれば高機能な計算機が立ち上がります。理論的にはこれで十分なのですが、(私だけかもしれないのですが)何故かそこに心理的なスイッチコストが発生します。

そんな時に机に常備してある、この電卓を使うと心理的なスイッチコストが低い気がするのです。論理的では無いのですが・・何故かお金の計算が終わって電卓置いたら開発に戻るという動作がスムーズな気がするのです。

ちなみに利用している機種は「CANON 卓上電卓千万単位シリーズ」というシリーズで2011年当時は2,000円くらいで購入しました。この電卓は正にお金計算のためのものなので、フォントからUX全体がお金計算に合っています。この電卓の方が脳がPC上の高機能な電卓より数字を認識しやすい気がするのです。

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タイマー

DRETECの T-186WT というタイマーを使っています。今は絶版なのか T-584 という型番が後継だと思われます。

リモートワークでは、打ち合わせに移動や場所の概念がなくなり時間がシビアになった気がします。30分や15分のミーティングも増えました。

例えば25分後から打ち合わせが始まるという時など、始まる前の5分をトイレ休憩などに残して20分を集中した作業に使えたら良いと思わないでしょうか。そんな時に20分のタイマーをセットして作業を始めます。

タイマーがあると、20分後に教えてくれるという安心感から細切れ時間を集中しやすくなる気がしています。

このタイマーの良いところとして、PC操作時の目線から数字が見えやすいや、止め方がわかりやすいなどがあります。

ただ何と言っても、このタイマーで一番好きなのはタイムアップを無音で光で伝えてくれるモードがある点です(画像参照)。この機能のおかげでプレゼン中や、打ち合わせ中でマイクがオンでも気兼ねなくタイマーをかけることができます。

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引用元(公式ページ):https://dretec.co.jp/stationary/timer/t-584/lang-ja

二酸化炭素計

自宅でエアコンを付けているとどうも頭が痛い、集中力が出ないということがありました。歳なのかな・・疲れているのかな・・とも思いましたが、週明けとかでも同じ状態で悩んでいました。

そんな時に仕事でのお客さんとの会話で二酸化濃度計というものの存在を知りました。

早速購入してみて試しに数日使ってみて様子を見てみました。そうすると、自分の部屋の二酸化炭素濃度が1500ppm程度になっていることがわかりました。ちょっと調べてみると諸々の法律で1000ppm以下が基準になっているみたいです。

ではどうすれば良いかと言うと、窓を数cm開けておくだけで劇的にppm下がります。このくらいだとエアコンの効きもあまり影響ありません。これで、晴れの日は700~900ppm程度にppm抑えて作業できるようになりました。

自分の場合は長い間悩まされていた頭痛がこれで解消しました。何となく頭痛いなと思う時に見ると二酸化炭素濃度上がっていて、実は窓が閉まっていたみたいなのが何度もあるので、自分の場合は効果あると思っています。もし同じ症状だった場合は試してみても良いかもしれません。(プラシーボ効果という可能性も捨てきれませんが)

そもそも論を書くならば、しっかり換気するという当たり前さえ守れれば機器はいらないですね。換気は凄い重要だと思っています。

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オーディオ機器

オーディオ機器と言っても音楽への興味は無いです。

ただ、聴覚過敏なのか耳に入る音が合わないと集中力が著しく下がるという自分の特性に長年悩まされていて、そこに対する対策を学生時代から絶えず研究しております。

これは2021年現時点の成果です。

静寂を求め

かつての自分は無音の追求に全力をかけていました。書き始めると長くなりますが、ちょうど2年前に書いた記事があるので貼っておきます。

yomon.hatenablog.com

静寂の代償

自分の場合は静寂・無音は集中力に大きな影響を及ぼします。ただ、無音にはトレードオフがあることがわかってきました。

最近、ノイズキャンセルが流行ですが、そこで言うとノイズなどで外音を消し去るアクティブノイズキャンセル、耳栓などと同じ原理のパッシブノイズキャンセルがあります。

そのどちらにも言えるのですが、耳が疲れたり痛くなったりするのです。ひどい時には頭まで痛くなったりするので、長時間無音を保つことは別の方向から集中力減退要因を招きます。

集中力を落とさない音楽がある

薄々気付いていたのですが、色々研究していると、自分に合う音が流れている時は無音に近い集中力が出ることがわかってきました。

その結果My Best集中ジャンルは以下になります。

  • 低音で一定のミニマルテクノ
  • 疾走感のあるアニソン(女性ボーカル)

全く違う2ジャンルです。自分でも説明はできないのですが、このジャンルで探すと結構集中できます。

この辺りがデリケートで、好きな音楽が良いというわけでも無いです。例えばジャズならギターやサックスは良いのですが、ピアノの音が少しでも入ると集中できないとかがあります。高音だからいけないのかとか言うとそうでも無く、自分でも難しい。

開放型ヘッドホン

少し長くなってしまいました。

静寂は正義である。しかし静寂はアクティブ・パッシブノイズキャンセルどちらにしろ耳に負担があり長時間続けられない、静寂では無いが集中できる音楽を見つけたというのがここまでの話です。

では、次に集中できる音楽を、集中力に結びつけて聞ける方法を探りました。

色々試した結果、今たどり着いたのが「開放型ヘッドホン」と言われるヘッドホンの種類です。

ここまでお話した理由から、リモートワークになる前の会社でもヘッドホンや耳栓を付けて仕事していました。そういった場合、音漏れはかなり気を遣います。開放型ヘッドホンは音漏れを何も防がないタイプのヘッドホンなので他人のいる場所では使えません。正にリモートワークならではの選択です。

音漏れする分、音が抜けるので耳が痛くならないですし、軽いですし、締め付けなども少なく長時間付けていても気になりません。

自分に合ったヘッドホンで、自分に合った音楽を流しながら作業することで、作業効率大きく上がりました。

色々試したのですが、軽さと付け心地から、この2機種を愛用しています。どちらが好きとかは無くて、交互に使っています。それぞれ圧迫等がゼロでは無いのですが、交互に使うことでより楽に付けられる気がします。

開放型ヘッドホンでWEB会議を快適に

お気に入りの開放型ヘッドホンをWEB会議でも使いたいと考えて、このマイクを購入しました。マイクにヘッドホンを指すことで音量調整が物理的なつまみでできるところが気に入っています。

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キーボード

エンジニアの方ならキーボードにこだわりがあると思います。キーボードには一項目割こうと思います。

私もご多分にもれずキーボードを色々と試してきております。Amazon購入履歴を見るだけでも15機種程度試してきてました。

20年前: 外付けキーボード???

最初はノートPCのキーボードで特に不満はありませんでした。そもそも、この頃はPC数台持ち歩いて仕事していたので外付けキーボード何て考えもしないですね(笑

15年前: 2,000円くらいのキーボードで満足

外付けモニタを使い始めPCのキーボードだと収まりが悪くなり、2,000円くらいのパンタグラフ外付けキーボード買ったら、使いやすさに感動。ここから定期的にキーボードを買う生活に。

8年前: キーボード熱に火を付けたFILCO Majestouch2

私のキーボード熱に火を付けたのは間違い無く「FILCO Majestouch2(茶軸)」です。昔の記事ですが、その時の感動が書かれています。ほとんどの画像がリンク切れしてたり年期を感じる記事です。

yomon.hatenablog.com

5年前: 一端の決着 REALFORCE 静音タイプ

当時のチームリーダーが英語配列愛好家の方だったのですが、何故かREALFORCEの日本語配列を持っていて、貸してもらったのが始まりです。

メカニカルキーボードのカタカタカタカタという打鍵感に慣れていたので、最初シュコシュコシュコシュコとした打鍵感に最初は戸惑いながらも、慣れるにつれそれ無しではいられなくなりました。結局返却した後も自分で購入してそこから4年半REALFORCEと一緒に歩むことになります。

現在: 正に温故知新 ThinkPad トラックポイント・キーボード

(温故知新の使い方間違っている気もしますが気にせずに)

REALFORCEと歩んできたのですが、作業大部分をVS Codeと過ごし、その間にブラウジング、資料を見たりみたいな生活をしているとキーボードとマウスの移動がとても面倒に感じてきました。ブラウザなどはVimium入れたりしてVimのキーバーインドに変更しているのですが、複数モニタ使っているからかAlt+Tabでは上手く画面切り替えられずマウス使うことも結構ありました。

chrome.google.com

そんな時に思い出したのがこちらです。

私もIT業界も長いので会社PCがThinkPadだったことも数回あります。それでも、外付けのマウスばかり使って見向きもしなかったトラックポイント。トラックポイントあればマウス不要みたいな人いるなーという認識でした。

ただ今の課題感に対して考えている時にふと思い出したThinkPadのキーボード。ホームポジションを動かずできる作業が増えるトラックポイントが素敵な選択肢に見えてきました。REALFORCEのシュコシュコシュコシュコ打鍵感に慣れてしまっている今、パンタグラフ的な打鍵感に戻れるか心配でしたが購入してみました。

結論。とても良いです。 REALFORCEのような打鍵感の気持ちよさは無くなりましたが、このThnkPadの打鍵感も決して悪くはありませんし、気持ちよさは置いておいて、キーストローク浅い方が自分のタイピングに合っているかタイプミスも減りました。

何よりマウスに手を伸ばす回数が格段に減り、集中力が上がった気がします。自分の場合はマウスに手を伸ばす作業って集中力を切らす原因の一つだったんだなと再認識もしました。

最後に

会社のLTで話す内容を事前に纏めた関係もあり長文になってしました。今後も研究は続けるのでまたネタ溜まったら書きます。