Azure Solutions Architect Expertを取得してきました。
試験
前提試験 AZ-300
と AZ-301
Azure Solutions Architect Expertの認定には、以下の2試験の合格が必要です。
AZ-300:Microsoft Azure Architect Technologies
AZ-301:Microsoft Azure Architect Design
AZ-300についてはこちらに記載しました。
試験の名前の通り、AZ-300はより実作業のテクニカルな内容が多いのに対して、AZ-301は設計側の内容が多いです。
この記事ではAZ-301の内容をメインに書きます。
出題分野
公式ページからまとめます。
- 負荷分散必須要件の特定 (10-15%)
- アイデンティティとセキュリティの設計 (20-25%)
- データプラットフォームソリューションの設計 (15-20%)
- ビジネス継続性戦略の設計 (15-20%)
- デプロイメント・マイグレーション・インテグレーションの設計 (10-15%)
- インフラストラクチャ戦略の設計 (15-20%)
特に アイデンティティとセキュリティの設計 (20-25%)
はAzure ADがあることでAWSやGCPといった他クラウドと比較して特徴的な部分だと感じます。実際に出題数としてもウェイトが大きくなっています。
制限時間
AZ-300は時間ギリギリだったのに対して、AZ-301は1時間ほど時間が余りました。しっかり見直しできる時間あると思います。
AZ-300は終わった後は疲労困憊でしたが、AZ-301は疲労感は少なかったです。
傾向
AWSの上位試験やGCPの試験と比較すると、細かい仕様に関する知識が求められる試験に感じました。(個人的感覚値です)
勉強方法
ということで、AWSやGCPといった他クラウドに慣れている人の場合をターゲットに勉強方法書いてみます。
公式ドキュメント
当然と言えば当然かもですが、試験受けた後で見ても公式ドキュメントが一番の教科書です。時間があるなら隅から隅まで読めば確実に合格できます。
とはいえ、AWSのBlackbelt的にサービスカットの資料がまとまっているところが無いので、全体像を把握するのはなかなか辛い。
ここではAzure ならではというところで、Azure ADとCosmos DBの勉強に使ったサイトを紹介します。
Azure AD
Azure AD自体は以下が一番わかりやすい資料でした。
Azure ADは上記のリンクや、公式ドキュメントでかなり理解できると思います。
ただ、思い返してみれば、普通のADの方の基本もわかっている前提で試験問題が組まれている気がしたので、AD触ったこと無い人には辛いのではというのは想像できます。
Cosmos DB
Cosmos DBもAzure ならではですが、これは一度触ってみることをオススメします。その際には以下のAzure Cosmos DB 自習書が役立ちます。
最後に
今年は大量の認定を取得しましたが、これでお終いにしようと思います。自分にお疲れ様でした。